2026.08.23
【現場の風景】快晴のオロロンラインと、陸の孤島と呼ばれた雄冬岬へ
こんにちは、実証実験の現場を担当しております石﨑です。
先週の土曜日、仕事の帰り道に日本海沿い(国道231号線)を北から南へと車を走らせてきました。
この日は気温も高く、澄み渡るような青空が広がる絶好のドライブ日和。窓を開けて心地よい風を受けながら走っていると、目の前に広がる日本海には波がなく、めったに見られないほどの「ベタ凪(なぎ)」でした。
ドライブを楽しみながら走っていると、以前から気になっていた看板が目に留まりました。今日は帰るだけだし時間もある、思い切って立ち寄ってみようと向かったのが「雄冬(おふゆ)園地・展望台」です。

看板を過ぎて進むと、待っていたのはものすごく急な坂道とキツイカーブ。


見上げると、はるか高い山の上にぽつんと小さく展望台が見えます。「あそこまで行くのか!」とその高さに驚きました。
坂を登りきって駐車場に着くと、階段を降りてくる若い方に出会いました。「だいぶ上りますか?」とお聞きしたところ、「少し上りますが、展望台に行って感動しました!ぜひ見たほうが良いですよ」と笑顔で教えてくれました。
挨拶を交わして階段に向かうと、そこにあったのは大きな岩場に作られた、とにかく急な階段。




一歩ずつ登りきると、円形の展望台が現れ、さらにらせん階段を上った一番上の展望場所からは……圧巻の景色が広がっていました!
左手に目をやると、迫力ある「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」の断崖絶壁がそびえ立っています。

少し右を見下ろすと「雄冬漁港」が見え、さらに浜益方面(写真右側)に視線を向けると、夏のような暑さの中でも木々の一部が早くも紅葉を始めていました。自然の季節の移ろいを感じる瞬間です。


景色を堪能して階段を降りていく途中、本州から夏休みを利用して来ていたライダーの方々(お一人は北海道の方)とお会いし、少しお話をしました。
雄冬はかつて「陸の孤島」と呼ばれ、船でしか来られなかった場所だったこと。現在でも8月と9月のわずか2ヶ月間、それも土日限定で旧道が走れるため、そこを目指して来られたとのことでした。
後で調べてみると、かつて「雄冬トンネル(現在の浜益トンネル)」が開通した1981年まで、ここは国道231号線で最後の不通区間であり、開通によって1日1往復の定期船が廃止され、札幌方面との交通が飛躍的に便利になったという歴史を知りました。
その後、札幌方面へ走りながら「雄冬岬開通記念碑」や「白銀の滝」にも寄ろうとしたのですが、駐車場が満車で今回は断念。
暑い一日でしたが、素晴らしい青空と穏やかな日本海に癒やされ、北海道の歴史と自然の凄さを再発見できた気持ちのいい帰り道となりました。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。